交運共済はJRとその関連企業で働く方とそのご家族のために保障事業を行う生活協同組合です。

総代会開催報告

交運共済・第128回通常総代会

「契約者保護」を大前提に、
2023年7月にこくみん共済 coop <全労済>へ契約移転

総代会開催報告


交運共済は去る7月31日、「第128回通常総代会」を開催し、以下の議案を承認・決定いたしました。

【第1号議案】2022年度(2023年4月~5月)事業報告および決算報告承認の件

【第2号議案】2022年度(2023年4月~5月)剰余金処分(案)承認の件

【第3号議案】2023年度事業計画および予算の設定の件

【第4号議案】役員報酬額設定の件

【第5号議案】役員退任慰労金制度廃止にともなう役員退任慰労金支給承認の件

【第6号議案】こくみん共済 coop <全労済>総会議案審議の件

【第7号議案】こくみん共済 coop <全労済>総会代議員選出の件

【第8号議案】役員選挙の件

【第9号議案】議案決議効力発生の件


JR職域における認可生協として存続する交運共済生協に、今後も引き続きの結集を

本通常総代会の開催にあたり、理事長の松岡裕次より以下のようにあいさつをおこないました。こくみん共済 coop <全労済>への契約移転について、契約移転の完遂を目指すことを重点目標として改めて強調しました。また、今後も「相互扶助」の基本理念の下にJR職域生協として組合員の結集を求めました。

<あいさつ概要>
 2020年初頭から世界的に猛威を振るった「新型コロナウイルス感染症」のパンデミック発生から約3年半が経過し生活様式も日常に戻りつつあります。
 組合員の皆さまには交運共済生協からこくみん共済 coop への契約移転手続きをすすめていただいている中、契約移転の移行期である6月初旬からの相次ぐ豪雨により被災された組合員さまにおかれましては、心配されていると思われますが、契約者保護の精神で対応して参りたいと思います。改めて被災された組合員の皆さまに対して心よりお見舞い申し上げます。
 このような状況下、今日までの事業経過としましては、契約移転業務に集中して取り組んだ期間でありました。特に、移転申込書不備の対応は交運共済生協としても総力をあげて、その課題解決に注力し、7月1日以降は「こくみん共済 coop」内に設置された「交運共済業務統括チーム」に業務を移管し、合わせてマイカー共済契約についても順次契約移転業務を進めているところであります。
 契約移転にかかる各課題の取り組み状況について、まずは契約移転完遂の取り組みですが、契約移転書類の回収率は大きな成果を上げてはいますが、契約申込書の不備対応ならびに未提出者への対応を重点的に行っており、引き続きその処理を進めてまいります。また、控えている「総合共済」の制度改定についても、加盟組織や組合員の皆さまのご理解とご協力を仰ぎながら、引き続き取り組みをすすめてまいります。今後も交運共済生協発足36年目の一大改革と7月1日以降の「総合共済」を元受けとする事業運営を確立していきます。
 本年は、私ども交運共済生協の前身である「国鉄労働者共済生活協同組合」が発足して60年を迎える節目の年にあたり、交運共済生協の新たな歴史がスタートする節目の年であります。
 交運共済生協は基本理念である「相互扶助」の精神のもと、今後はこれまで以上に「組合員の皆さまに選ばれる職域共済・労働者共済」になるべく、不断の努力を傾注していくとともに持続的な交運共済生協運営を進めてまいります。引き続き組合員の皆さまに結集していただくことを心よりお願い申し上げます。

2023年7月31日